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UIDCS=汎用逆設計・条件探索プラットフォーム

試作・実験・解析を始める前に

想像してみて下さい。

もし、理想の条件が 分かるとしたら。

UIDCS (汎用逆設計・条件探索プラットフォーム)は、ユーザーが用意したデータを使って機械学習を行います。機械学習とは、過去の「どんな条件で、どんな結果になったか」という記録をお手本にして、条件と結果のつながりをコンピューターに学ばせる方法です。UIDCSは、そのつながりを使って、まだ試していない条件の結果を予測し、ユーザーの目標に近い条件の組合せを探します。

※現在開発中です。リリース時期は未定です。

使うもの 実験・測定・解析の結果、装置等の運転記録
探すもの 入力条件・装置の設定・配合・形など
得られる結果 目標に近い条件の組合せと、その条件で予測される結果

このような現場へ

条件探しに、時間と費用を使いすぎていませんか?

01

条件が多すぎる

温度、速度、材料、形、時間、装置の設定など、考える項目が増えるほど、組合せの数も増えます。すべてを実際に試すことは難しくなります。

02

次に何を試すか迷う

候補は思いついても、どの条件から試すべきか決めにくいことがあります。

03

過去データが眠っている

実験結果や解析結果が保存されるだけで、次の条件探しに使われていません。

04

1回の試験にも費用と時間がかかる

試験には、材料費、設備を使う費用、担当者の作業時間が必要です。解析にも、計算が終わるまでの時間が必要です。条件を一つずつ試すほど、費用と時間が増えます。

05

担当者によって答えが変わる

経験は大切ですが、担当者が変わると条件探しをやり直すことがあります。

06

目標が一つではない

品質、コスト、時間、重さ、エネルギーなど、複数の評価項目を同時に考える必要があります。

UIDCSを使う前と後

全部を試す前に、見込みのある候補から考える。

これまで

  • 経験と勘で候補を選ぶ
  • 思いついた条件を順番に試す
  • 結果が別々のファイルや担当者に散らばる
  • なぜその条件を選んだか残りにくい

UIDCSを使うと、ユーザーができること

  • 用意したデータをUIDCSに読み込ませ、機械学習の結果から目標に近い条件を探せます
  • 理想に近い複数の条件を、実際に試す前に比べられます
  • 各候補で予測される結果と、目標との差を一覧で確認できます
  • 一覧を見ながら、次に試す条件を選べます

UIDCSの使い方

データを読み込み、目標に近い条件を探すまでの 5つの手順です。

1

指定形式のデータを用意

ユーザーは、UIDCSが指定する形式で、条件と結果をまとめたデータを用意します。

2

データを読み込む

ユーザーは、用意したデータをUIDCSで選び、読み込みます。細かなデータ変換作業の説明は、このページでは省いています。

3

機械学習を行う

UIDCSは、ユーザーが用意したデータを使って機械学習を行います。過去の条件と結果のつながりを学び、まだ試していない条件の結果を予測できるようにします。

4

目標を決める

ユーザーは、理想とする結果、許せる範囲、変えられる条件などを指定します。

5

候補と予測結果を比べる

ユーザーは、UIDCSが表示した複数の条件候補と予測結果を比べ、次に試す条件を選びます。

具体的な使用例 10個

ユーザーの目標と、UIDCSが表示する結果を 具体的に示します。

次の10個は、UIDCSで扱える可能性がある例です。各例では、「何に困っているのか」「どのような目標を設定するのか」「どのような条件候補と予測結果が表示されるのか」を順番に説明します。実際に使う項目は、ユーザーが目的に合わせて決めます。

01

射出成形の条件を決める

プラスチック部品を成形するときの条件探しを想定した例です。

困りごと:

樹脂温度、金型温度、射出速度、保圧、冷却時間を変えると、部品の反り、寸法、重さ、不良の出やすさ、成形時間が変わります。組合せが多いため、実機ですべてを試すと、材料と時間を多く使います。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した成形データを使った機械学習の結果から、反りや不良を抑えながら、成形時間も短くできそうな条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • 樹脂温度、金型温度、射出速度など
  • 保圧、保圧時間、冷却時間など
  • 反り量、寸法、重量、不良の有無、成形時間など

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、射出成形で「反りを0.5mm以下」「成形時間を35秒以下」「不良率を3%以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い入力条件を複数探し、候補ごとの予測値と一緒に表で表示します。

射出成形の条件を決めるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
樹脂温度 金型温度 射出速度 冷却時間 反りの予測値 成形時間の予測値 不良率の予測値
候補A 220℃ 60℃ 45mm/s 20秒 0.42mm 33秒 2.1%
候補B 215℃ 65℃ 40mm/s 22秒 0.38mm 35秒 1.8%
候補C 225℃ 55℃ 50mm/s 18秒 0.47mm 31秒 2.6%

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

02

二軸押出機の運転・スクリュ条件を考える

樹脂の混練や押出工程で、設定項目が多い場合の例です。

困りごと:

スクリュの組み方、回転数、材料の供給量、各部分の温度、空気を抜く設定を変えると、材料の出る量、樹脂温度、圧力、混ざり方、消費電力が変わります。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した運転データや解析データを使った機械学習の結果から、必要な生産量を保ちながら、樹脂温度や消費電力を抑えられそうな条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • スクリュの組み方、回転数など
  • 材料の供給量、各部分の温度、空気を抜く設定など
  • 材料の出る量、樹脂温度、圧力、消費電力、品質評価など

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「生産量を45kg/h以上」「樹脂温度を240℃以下」「消費電力を45kW以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い運転条件を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

二軸押出機の運転・スクリュ条件を考えるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
回転数 供給量 設定温度 真空度 生産量の予測値 樹脂温度の予測値 消費電力の予測値
候補A 300rpm 50kg/h 220℃ -0.08MPa 49kg/h 238℃ 42kW
候補B 280rpm 46kg/h 225℃ -0.07MPa 45kg/h 235℃ 38kW
候補C 330rpm 54kg/h 215℃ -0.09MPa 52kg/h 242℃ 47kW

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

03

材料の配合割合を考える

樹脂、繊維、充填材、添加剤などを混ぜる場合の例です。

困りごと:

材料の割合を変えると、強さ、割れにくさ、熱への強さ、重さ、材料費が同時に変わります。強さを上げると重くなるなど、複数の目標がぶつかることがあります。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した配合試験データを使った機械学習の結果から、必要な強さを保ちながら、重さと材料費を抑えられそうな配合を探せます。

使うデータの項目例など
  • 各材料の配合率、添加量など
  • 成形条件、試験条件など
  • 強さ、耐熱温度、密度、重さ、材料費など

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「強さを115MPa以上」「密度を1.32以下」「材料費を530円/kg以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い配合を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

材料の配合割合を考えるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
樹脂の割合 ガラス繊維の割合 添加剤の割合 強さの予測値 密度の予測値 材料費の予測値
候補A 70% 25% 5% 120MPa 1.32 520円/kg
候補B 74% 21% 5% 112MPa 1.27 480円/kg
候補C 67% 28% 5% 128MPa 1.36 555円/kg

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

04

流体・熱解析の設計条件をしぼる

空気や液体の流れ、温度の広がりを計算する解析の例です。

困りごと:

入口の大きさ、ファンの回転数、部品の形、すき間、材料を変えるたびに解析が必要です。条件が増えると計算するケースも増え、結果が出るまで長い時間がかかります。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した解析データを使った機械学習の結果から、温度と空気の流れを改善しながら、消費電力を抑えられそうな設計条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • 入口や出口の大きさ、部品の形、すき間など
  • 流量、ファン回転数、材料の熱の伝わりやすさなど
  • 最高温度、圧力の損失、流速、消費電力など

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「最高温度を70℃以下」「圧力損失を120Pa以下」「消費電力を20W以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い設計条件を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

流体・熱解析の設計条件をしぼるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
入口の大きさ ファン回転数 フィン間隔 最高温度の予測値 圧力損失の予測値 消費電力の予測値
候補A 20mm 1200rpm 4mm 68℃ 120Pa 18W
候補B 24mm 1100rpm 5mm 70℃ 96Pa 15W
候補C 18mm 1350rpm 3.5mm 64℃ 145Pa 22W

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

05

化学反応や実験の条件を決める

温度、時間、濃度、混ぜる割合などを変える実験の例です。

困りごと:

温度、反応時間、濃度、混ぜる順番、材料の割合を変えると、できる量、純度、副生成物、必要なエネルギーが変わります。すべての条件を試すには、多くの実験が必要です。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した実験データを使った機械学習の結果から、できる量と純度を高めながら、使用エネルギーを抑えられそうな条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • 温度、反応時間、濃度、混合比など
  • 加える順番、かき混ぜる速さ、圧力など
  • 収率、純度、副生成物の量、使用エネルギーなど

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「収率を88%以上」「純度を95%以上」「使用エネルギーを13kWh以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い実験条件を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

化学反応や実験の条件を決めるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
温度 反応時間 濃度 混合比 収率の予測値 純度の予測値 使用エネルギーの予測値
候補A 60℃ 30分 10% 1:1 88% 96% 12kWh
候補B 65℃ 24分 9% 1.1:1 90% 94% 14kWh
候補C 55℃ 38分 11% 0.9:1 86% 97% 11kWh

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

06

リチウムイオン電池のセパレーター製造条件を決める

セパレーターは、電池の中でプラス側とマイナス側が直接触れないようにする、とても薄い膜です。

困りごと:

膜を引き伸ばす温度や倍率、熱を加えて形を安定させる温度、表面に塗る層の厚さなどを変えると、膜の厚さ、小さな穴の割合、熱で縮む量、膜の強さが変わります。条件の組合せが多いため、すべてを実際に作って確かめるには、多くの時間と費用が必要です。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した製造データを使った機械学習の結果から、必要な厚さと小さな穴の割合を保ちながら、熱による縮みを抑え、十分な強さを得られそうな製造条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • 膜を引き伸ばす温度、引き伸ばす倍率など
  • 形を安定させるための加熱温度、表面に塗る層の厚さなど
  • 膜の厚さ、小さな穴の割合、熱で縮む量、膜の強さなど

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「膜の厚さを16µm以上20µm以下」「小さな穴の割合を40%以上50%以下」「熱で縮む量を3%以下」「膜の強さを110MPa以上」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い製造条件を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

リチウムイオン電池のセパレーター製造条件の候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
引き伸ばす
温度
引き伸ばす
倍率
形を安定させる
温度
表面に塗る層の
厚さ
膜の厚さの
予測値
小さな穴の割合の
予測値
熱で縮む量の
予測値
膜の強さの
予測値
候補A 105℃ 4.0倍 130℃ 2.0µm 18µm 45% 2.6% 118MPa
候補B 110℃ 4.5倍 135℃ 1.5µm 16µm 48% 3.2% 126MPa
候補C 100℃ 3.8倍 128℃ 2.5µm 20µm 42% 1.9% 110MPa

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

07

金属を削る加工条件を決める

旋盤やマシニングセンタで金属を削る場合の例です。

困りごと:

主軸の回転数、工具を進める速さ、削る深さ、冷却液を変えると、表面のきれいさ、寸法、工具の寿命、加工時間が変わります。速く削るだけでは、工具が早く傷むことがあります。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した加工記録を使った機械学習の結果から、表面をきれいにし、工具を長持ちさせながら、加工時間を短くできそうな条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • 主軸回転数、送り速度、切込み量など
  • 工具の種類、冷却液、材料の種類など
  • 表面粗さ、寸法誤差、工具寿命、加工時間など

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「表面粗さをRa0.8以下」「工具寿命を130分以上」「加工時間を45秒以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い加工条件を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

金属を削る加工条件を決めるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
主軸回転数 送り速度 切込み量 表面粗さの予測値 工具寿命の予測値 加工時間の予測値
候補A 6000rpm 0.10mm/rev 1.0mm Ra0.8 140分 42秒
候補B 5400rpm 0.08mm/rev 0.9mm Ra0.6 165分 49秒
候補C 6800rpm 0.12mm/rev 1.1mm Ra1.0 112分 37秒

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

08

溶接条件を決める

金属部品を溶接するときの電流や速度を決める例です。

困りごと:

電流、電圧、溶接速度、ワイヤの供給量、部品のすき間を変えると、接合の強さ、変形、穴や割れなどの不良、作業時間が変わります。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した溶接データを使った機械学習の結果から、必要な強さを保ちながら、変形と不良を抑えられそうな条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • 電流、電圧、溶接速度、ワイヤ供給量など
  • 部品の厚さ、すき間、材料の種類など
  • 接合強さ、変形量、不良の有無、作業時間など

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「接合強さを400MPa以上」「変形量を1.5mm以下」「不良率を1.5%以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い溶接条件を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

溶接条件を決めるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
電流 電圧 溶接速度 部品のすき間 接合強さの予測値 変形量の予測値 不良率の予測値
候補A 180A 22V 35cm/min 0.8mm 410MPa 1.2mm 1.5%
候補B 170A 21V 32cm/min 0.7mm 398MPa 0.9mm 1.1%
候補C 195A 23V 39cm/min 0.9mm 424MPa 1.7mm 2.0%

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

09

金属の熱処理条件を決める

金属を加熱し、硬さや変形を調整する工程の例です。

困りごと:

加熱温度、保つ時間、冷やし方、冷却速度を変えると、金属の硬さ、強さ、変形量、処理時間が変わります。硬くしすぎると割れやすくなるなど、複数の結果を一緒に考える必要があります。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した熱処理データを使った機械学習の結果から、必要な硬さを得ながら、変形と処理時間を抑えられそうな条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • 加熱温度、保持時間、冷却方法、冷却速度など
  • 材料の種類、部品の厚さ、炉の設定など
  • 硬さ、強さ、変形量、処理時間、不良の有無など

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「硬さをHRC59以上61以下」「変形量を0.20mm以下」「処理時間を150分以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い熱処理条件を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

金属の熱処理条件を決めるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
加熱温度 保持時間 冷却方法 冷却速度 硬さの予測値 変形量の予測値 処理時間の予測値
候補A 850℃ 45分 油冷 HRC60.2 0.18mm 142分
候補B 840℃ 55分 油冷 遅い HRC59.6 0.14mm 151分
候補C 865℃ 38分 水冷 速い HRC61.3 0.26mm 128分

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

10

塗装・コーティング条件を決める

部品の表面へ塗料や保護膜を付ける工程の例です。

困りごと:

塗料の粘り、吹き付ける圧力、ノズルとの距離、乾燥温度を変えると、膜の厚さ、むら、たれ、不良率、乾燥時間が変わります。

UIDCSを使うと得られるもの:

UIDCSを使うと、ユーザーは、用意した塗装データを使った機械学習の結果から、膜の厚さを決めた範囲に保ち、不良と乾燥時間を抑えられそうな条件を探せます。

使うデータの項目例など
  • 塗料の粘度、吹付圧力、ノズルとの距離など
  • 乾燥温度、乾燥時間、部品の形など
  • 膜厚、むら、たれ、不良率、乾燥時間など

この使用例の出力イメージ

下の数値は説明のために作った架空の例です
ユーザーが設定する目標(例)

たとえば、「膜の厚さを45µm以上55µm以下」「不良率を2%以下」「乾燥時間を20分以下」にしたいとします。UIDCSは、その目標に近い塗装条件を複数探し、予測結果と一緒に表示します。

塗装・コーティング条件を決めるの条件候補と予測結果
候補名 入力条件 機械学習による予測結果
塗料の粘度 吹付圧力 ノズルとの距離 乾燥温度 膜厚の予測値 不良率の予測値 乾燥時間の予測値
候補A 22秒 0.30MPa 180mm 150℃ 50µm 1.4% 18分
候補B 20秒 0.28MPa 170mm 155℃ 47µm 1.1% 17分
候補C 25秒 0.34MPa 200mm 145℃ 56µm 2.3% 21分

ユーザーは、入力条件と予測結果を見比べ、目標に近い候補を次に試す条件として選びます。

大切な点: UIDCSは、ユーザーが用意したデータを使って機械学習を行い、ユーザーが指定した目標に近い条件候補と予測結果を表示します。表示される内容は機械学習による予測です。実際の成功、品質、安全、製造できることなどを保証するものではありません。最終的な判断は、UIDCSを使用するユーザーや各分野の専門家が行います。
開発中の内容について

このページでは、現在開発中のUIDCSが目指している製品の考え方と、現時点で予定している機能をご紹介しています。掲載している使用例、画面上の数値、条件候補、予測結果は、仕組みを分かりやすく説明するための架空例です。各分野での導入実績や、実際の性能を示すものではありません。

リリース時に提供する機能、対応するデータ形式、入力項目数、目標項目数、探索方法、画面、出力内容、動作環境、提供時期などは、今後の開発・検証の結果により、予告なく変更する場合があります。

開発元について

数値解析・機械学習・最適化の研究開発を行う会社が UIDCSを開発しています。

開発元

株式会社シムロン

数値解析、機械学習、産業向け最適化システムなどの研究開発に取り組んでいます。UIDCSは現在開発中です。

会社概要を見る

よくある質問

お問い合わせ前に確認したいこと。

逆設計とは何ですか?

欲しい結果を先に決め、その結果に近づく条件を後から探す考え方です。通常は条件を決めてから結果を確認しますが、逆設計では、目標とする結果から条件候補を探します。UIDCSは、この条件探しを機械学習の予測結果を使って支援します。

どんなデータを使いますか?

条件と結果が組になった表形式のデータを想定しています。たとえば、温度と速度を変えたときの品質、材料の配合を変えたときの強さ、解析条件を変えたときの温度や圧力などです。

データが少なくても使えますか?

必要な量は、項目数やデータのばらつきによって変わります。データが少なすぎる場合は、信頼できる予測ができないことがあります。

機械学習とは何ですか?

過去の記録をお手本にして、条件と結果のつながりをコンピューターに学ばせる方法です。UIDCSでは、ユーザーが用意したデータを使って機械学習を行い、まだ試していない条件では、どのような結果になりそうかを予測します。

理想の条件を必ず見つけられますか?

UIDCSは、ユーザーが用意したデータを使って機械学習を行い、ユーザーが指定した目標に近い条件の組合せを探します。データの中に必要な関係が含まれていれば、理想の条件または理想に近い条件が見つかる可能性があります。ただし、用意したデータに含まれていない現象や条件までは正しく予測できないため、必ず見つかるとは限りません。

いつ利用できますか?

現在開発中で、リリース時期は未定です。お問い合わせページから件名を「UIDCSリリース後、連絡希望」として送信してください。

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件名:UIDCSリリース後、連絡希望

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